RECRUIT

リーダーメッセージ

技術部統括部長菊地 満寛

技術部統括部長 菊地満寛

七転び八起き

私が入社した当時の古川計装は、まだ社員数30人弱の会社で、仕事の内容も短期・単発仕事が主体でありました。大型の現場をやれば竣工間際には社員総出で工期内に現場を完了させるだけに尽力を費やし、良い品質で完成させたと言うには程遠く、最低限の基準を保つのが精一杯だった記憶があります。
そんな苦い経験を成長の糧にすべく様々な向上プロジェクト発足させて来ました。それこそが今の古川計装の柱であり財産だと思っております。
今や社員数は当時の倍の数となり、技術はより多くのお客様に好評を頂けるほどに成長しました。日々進化し続けるビルオートメーション業界において、チャレンジすることを辞めればその時点で、先進企業とはいえません。
チャレンジするということは、いくつもの大きな壁にぶつかり心が折れそうになり、諦めてしまいたくなる事も何度もあります。しかし、苦労を重ねた分が自分の成長に繋がり、いつの間にか大きな壁が小さく見え、乗り越えられるときも必ず来るでしょう。
何度転んでも、何度でも起き上がればきっと成長できる。私はそう思います。

計装エンジニアとしてのプライド

技術部統括部長 菊地満寛

近年では特に地球環境保護は企業にとって必要不可欠な取り組みであります。
建物の価値を生かすも殺すも、ビルオートメーションにかかる役割は非常に大きいと言え、どんなに高性能な機器を使っても、取りまとめるシステムが機能していなければ高性能も意味を持ちません。
それと同じようなことが仕事でも言え、優秀な人材が集まったからと言って、必ずしも現場がうまく行くわけでは有りません。一つの建物を完成させるために、一丸となって一つの目的に向かうことが大事だと私は思います。

そのため、私は人と人とのコミュニケーションを大事にし、5W1H「いつ・どこで・誰が・何を・なぜ・どうやって」を心掛け、仕事での役割を多くの人が理解することで、皆が一丸となれることを目指しています。
当然そこに至るまでの難題はありますが、そこを乗り越えることによって得る[達成感・喜び]これを皆で共感出来ることに私は喜びを覚えました。そして、それこそが私達計装エンジニアとしてのプライドです。

システムエンジ部長三澤 武治

システムエンジ部長 三澤武治

建物が動き出す瞬間

システムエンジ部長 三澤武治

私たちシステムエンジ部の業務は、主にエンジニアリングと現場でのシステム試験調整です。
エンジニアリングの業務としては、システムのデータベースの作成、グラフィックの作成、ソフトウェアの作成などがあり、技術と経験が問われる業務となります。
他にも、システム試験調整の業務は施工中の現場で自動制御システムの動作確認、チューニング、監視装置のプログラム設定など、建物の運用開始に向けての試験調整作業も私たちの業務です。
建物で使われているビルオートメーションシステムは、様々な試験調整を経て動き出します。この瞬間はまるで建物に命が吹き込まれたようで感動モノです。
自らが手掛けた建物は子供のような存在で本当にかわいくて仕方がありません。

その先の技術

ビルオートメーションに求められる技術は、省エネルギー、利便性、快適性を追求し、生産性向上空間の創造など高度な技術が求められています。
近年のオフィスビルでは、ITやIoTを駆使しタスク・アンビエント空調と呼ばれる新しい空調方式が採用されはじめています。
新しい技術が使われるようになってから、今までの空間全体を均一に空調する方式から、空間(アンビエント)と個人(タスク)を分け、より個人が快適に仕事を行える環境を作り、且つ省エネルギーといった空間を実現することが可能となりました。
新しい空調方式をエンジニアリングするためには多くの新技術を学ぶ必要があり、技術は常に進化し続けています。
先端技術に対応し続けることは大変ですが、IoTの普及により今後どのような技術が生まれるのか、その先の技術とは、技術者としては楽しみでしかたありません。

システムサービス部長丹野 覚史

システムサービス部長 丹野覚史

お客様のご要望

私は長年、エンジニアとして多くの現場に携わり、多種多様なビルオートメーションシステムを経験してきました。
複雑なシステム、複雑な建物と、時には困難に直面することもあり苦労しながら仕事をこなしてきましたが、達成感を感じられる仕事でした。
現在はシステムサービス部として、竣工後の稼働している自動制御システムや中央監視システムをお客様に最適運用していただけるように製品のメンテナンスや改善提案を行っています。
時にはお客様から難しい課題を与えられるなど、困難な問題に直面することもありますが、課題や困難を解決することで、お客様の信頼を得られ、喜びと達成感を感じられるやりがいのある仕事です。
今まで私が経験してきた知識・技術を後輩に伝えながら、共により良いサービスを提供し、これからも、「技術・信用」を念頭に置き、お客様のご要望に応えていきたいと思います。

環境をソリューション

システムサービス部長 丹野覚史

システムサービス部では、既設建物のビルオートメーションシステムや中央監視システムのメンテナンス・改善提案を行っています。
近年の建物では、省エネルギーを考慮した設備が当たり前となっていますが、築年数の経っている古い建物では、省エネルギー性能が十分とは言えない設備、システムが多く存在しています。
既設建物では、目には見えない課題も多々あり、お客様との打ち合わせを重ね信頼関係を築き改善点を汲み取ることが大事だと思っています。
そして単純な更新ではなく、利便性、省コストおよび快適な空間づくりを念頭に置き、何より地球環境にやさしいビルオートメーションシステムを実現するため、他部署とも連携して当社が培ってきた技術や経験を活かし環境ソリューションに取り組んでいます。
環境ソリューションで「地球環境に社会に必要とされる企業」を目指します。

営業企画部長津久井 慎一

営業企画部長 津久井慎一

経験を経て得た輝ける場所

私は古川計装とは様々な経験を積むことができる輝ける会社だと考えています。
なぜならば私自身が様々な部署を異動し、経験し得た技術のおかげで営業企画部として社内で唯一の設計・積算・提案営業を取りまとめる業務を行えているからです。

入社して初めて配属されたのは、技術部技術3課で今のシステムエンジ部とシステムサービス部を兼務している部署でした。3年間はこの部署で設備とはなんたるやを叩き込まれました。その後は組織変更に伴い約10年技術部員として12年ほど現場仕事を学びました。

このように現在存在するシステムエンジ、サービス部、技術部と各セクションの経験を得て、今は営業企画部として設計・積算・提案営業をメインとした業務を行っています。
今の仕事内容は、システムエンジ、サービス部のみの経験や技術部のみの経験だけでは不十分で各セクションを経験したからこそ、身に着いた技術力が発揮できているのだと実感しています。

様々な部署で日々覚えることや業務に追われ辛いことの連続でしたがその経験のおかげで、お客様の痒い所に手が届くサービスが提供できているのではないでしょうか。

仕事の醍醐味

営業企画部長 津久井慎一

実際の現場にてお客様のニーズを引き出すことは容易ではありません。
漠然とこんな事がやってみたいという声がほとんどで、数少ないヒントの中からお客様の予算範囲の中で適正価格にて可能なプランを練っていきます。
省エネ化はもちろんのことエネルギーの可視化や利便性の向上、エンドユーザーの運用の合理化など最終的にお客様視点に立ち、さまざまなハードルをクリアし自動制御設備はもちろんの事その他の空調・衛生・電気設備が総合的に最適な状態で稼働を始めると、計画時から携わったものしか味わえない充実感があり、自身の仕事の醍醐味を感じます。

今後も、お客様建物価値の向上・維持を考え、より良い企画が行えるよう各部署と連携しお客様目線に立った提案を心掛けていきたいと思います。

営業部長瀧澤 孝幸

営業部長 瀧澤孝幸

時代の変化に対応する柔軟な考え

私が入社した当時の計装技術は「快適性の追求」を重要視したとてもシンプルなシステムが多かったと思います。
昨今はSDGsなど環境意識の高まりから「省エネ」を目的とした制御技術が多く使われるようになりました。
複数の情報、条件を考慮し快適且つ省エネを行う制御に変化してきました。
その為、取り付ける機器類や制御する対象物も増え、更には、エネルギー使用量を把握する為に電力・熱量・ガス等の計量機器も取付ける為、制御が複雑化しています。
快適性のみを追求すればエネルギー消費量が増え、省エネのみを追求すれば快適性が損なわれ、快適性と省エネ両方を単純に満足させようとすればコストが増加してしまいます。
使用用途に応じた快適性、省エネ、コストのバランスがとれた制御を取り入れることが求められています。将来どのような環境ニーズとなるかは解りませんが、古川計装の仲間とともに柔軟に対応できるよう日々精進していきます。

継承する古川計装らしさと進化

営業部長 瀧澤孝幸

「社員が一丸となって仕事に取り組むこと」これが古川計装らしさだと私は思います。
それは、若手エンジニアへの教育に表れています。
当社で活躍している若手エンジニアは、未経験からスタートしている人が多いため、いきなり現場で働かせるようなことはさせません。
ひとりで現場を任されるまでは先輩社員がサポートしたり、自分の現場を持ったあとも定期的に部署ごとに集まり、技術の意見交換の場を設けたりなど、現場に対する不安や心配を極力減らす工夫が古川計装にはあります。
社長を含め社員の大半が現場を経験しており、現場の大変さを十分理解しているのでこのような今日利く体制を実現することができています。

さいごに

若いころは技術力や知識が少なく失敗したことや苦労したことが多々ありましたが、失敗や苦労した経験から多くの知識を身に付けることができ、今でも覚えることが多くあります。年を取って新しいことは覚えられないから若い人に任せると言う人もいますが、現状に満足し現状維持しているだけでは時代の変化に追いつかないので、今後も先端技術や新しい時代にチャレンジしていきたいと思います。

経理総務部長堺 俊之

経理総務部長 堺俊之

古川計装経理総務部の再生

「経理総務人生の集大成として大きな仕事をしたい」そんな思いから2014年9月に総合設備会社から古川計装の転職を決意しました。

転職活動を行う中で紹介された当時の古川計装は、ノウハウのない社員が右往左往する状況など会社の経理総務がうまく機能していない状態でした。
「この状況を打破し立て直すには自分しかいない」と自分を鼓舞し、20年以上の建設業経理経験を活かして古川計装経理総務部の改善・再生作業を開始しました。

今までに使ったことのないシステムや使い物にならないマニュアルなど、どこから手を付けたらいいのかわからない状況から始まった再生作業。まず取り掛かったのは「経費精算の改善」でした。
当時、現金での手渡しで行っていたため従業員がわざわざ会社に経費精算の度に会社に戻ってこなければならず非効率的だったこと、また会社に現金を置いておくことが防犯上良くないことから優先して行いました。
「経費精算の改善」は社内で評価され、様々な改善策を進める足掛かりになりました。

毎年新しい人材を迎え、今では6人体制で業務を行っており、社長参加型の「経理改善会議」を行うなど古川計装の「縁の下の力持ち」として成長し続けています。
入社当初に描いた古川計装経理総務部に近づく今、さらなる成長の後押しになるよう日々邁進してまいります。

バックオフィスとしての役割

経理総務部長 堺俊之

古川計装の経理総務部の業務は経理・総務・労務・庶務・人事と多岐にわたります。
私は、バックオフィスである経理総務部を「縁の下の力持ち」と考えております。経理・総務・労務などは会社が営業を続けていくうえで必要不可欠な部署だからです。
現場の方のように表舞台にたち目立つ仕事はしませんが、古川計装のメインとなる仕事を縁の下から支え続ける部署であります。
現場の方が、自分の与えられた工事を最後まで誇りをもって仕上げていくように、経理総務部も現場の方が良い仕事が出来るようサポートしていくことに誇りをもって取り組んでいます。
バックオフィスで働いている人材は、なんとなく真面目で暗いイメージをもっている方もいらっしゃいますが、そんなことはなく、古川計装の経理総務部はみんな明るく積極性のある人材ばかりです。